豆を食べよう

アーユルヴェーダの食事ってどんなの?

アーユルヴェーダでは、消化によい食事を勧めます。そのため、消化に重い肉や魚を避けて菜食を勧めています。

菜食というとタンパク質はどうするの?と不安に思われるかもしれませんが、アーユルヴェーダではいろいろな種類の豆や乳製品でタンパク質を摂ります。

豆は良質なタンパク質です。穀物と一緒に摂ることで、アミノ酸が補完しあって完全タンパク質になるといわれています。お赤飯とか大福もちとか、おにぎりに味噌汁とか、昔の人は穀物と豆を一緒に摂ると身体がつくられるのだと知っていたのでしょう。

ベジタリアンの人が多いインド人の体格が立派であるのも、この豆に秘密があるようです。

アーユルヴェーダで使う豆は、ひき割りのものや小さなものが多いので、一晩水につけるというような下ごしらえがいらないので、手軽に使えます。

アーユルヴェーダお勧めの豆

①ムング豆

アーユルヴェーダでよく使う豆で、もやしや春雨の原料である緑豆のことです。日本では鳥浜貝塚からも出土されているくらい、古くから食されている豆です。

この緑豆をひき割りにした黄色い小さなものが、おすすめです。引き割りになっているので、調理前に水に浸す必要がなく、30分くらいで柔らかく煮えてクリーム状になります。このまま塩で調味して、オリーブオイルを垂らして食べれば、クリームスープのようになります。これは、とても消化によいので、お粥のように病気の時や赤ちゃんの離乳食にも向いています。かぼちゃや玉ねぎなどと一緒に煮込めば野菜も一緒に摂れます。

ごはんを炊くときに、一緒に洗ったムング豆を入れるのもおすすめです。毎日、ごはんと一緒に良質なタンパク質が摂れます。

②レンズ豆

レンズ豆は、レンズのような形をしている平たい豆で、緑レンズ豆と赤レンズ豆があります。両方とも同じ豆ですが、緑レンズ豆の皮をむいたものが赤レンズです。

緑レンズ豆もすぐに煮えますが、赤レンズ豆はもっとすぐに煮えて、皮がないので、つぶしたジャガイモのようにホクホクになります。

水を多く入れてスープにしたり、水を少な目にゆでてコロッケの種のようにもなり、野菜を入れてポテトサラダのようにもなります。

③トゥール豆

トゥール豆とはえんどう豆くらいの大きさの豆をひき割りにしたもので、黄色い色をしています。アーユルヴェーダでは、ムング豆と並んで非常に純粋な食べ物であると言われています。インドの僧侶は、豆の中でもトゥール豆とムング豆しか食べないそうです。

引き割りになっているので、この豆も30分くらいで柔らかく煮えます。

南インドの味噌汁的存在の代表的な料理、サンバルというスープはこの豆で作ります。

④ひよこ豆

ひよこ豆は、最近ではよく知られるようになり、イタリア料理などでもひよこ豆のサラダなどが出てきたりします。

ひよこ豆は少し大きめなので、下ゆでしてごはんに炊き込んだり、しっかり茹でてサラダにしたりします。

挽き割りにして皮をむいたチャナ豆は、やはり小さいので、水に浸す必要がなく火が通りやすいので調理が楽です。黄色い半円形で、トゥール豆よりコクがあります。

⑤パンダ豆(黒目豆)

パンダ豆は黒目豆とも呼ばれる豆で、外見は大豆に煮ていますが、すぐ煮えます。和食にも合う豆なので、五目豆のようにしたり、ひじきと一緒に煮たりして大豆の代わりに使うと調理しやすい豆です。

アーユルヴェーダお勧めの豆料理

聞きなれない豆がいくつも出てきましたが、慣れると日々の食事に簡単に摂りいれることができます。

毎日同じ豆ではなく、大豆や豆腐料理、納豆なども含めて、毎日豆を変えて食卓に出すとよいでしょう。

アーユルヴェーダの豆の簡単な調理法は以下の4つです。

①ごはんに炊き込む

ムング豆でも、トゥール豆でも、チャナ豆でもパンダ豆でも、洗ったお米と一緒に炊き込みます。

ムング豆は、米粒くらい小さな豆なので、ほとんど気が付かないくらいの豆ごはんです。ほかのものは、お赤飯のような感覚で食べられます。

②スープにする

スープも簡単です。豆を洗って、多めの水と一緒に煮ます。塩で調味して、オリーブオイルを垂らします。

野菜を入れれば、ボリュームも出て、栄養価もアップします。

このスープは、魔法瓶型のお弁当箱に入れて持っていくと、あとはおにぎりやパンなどがあれば簡単にオージャスたっぷりなお昼ごはんになります。

③サラダにする

豆サラダは、ムング豆やひよこ豆、パンダ豆など、少し大きめの豆が向いています。

豆を柔らかく煮て、煮汁を煮切ったところで、オリーブオイル、レモン汁、塩であえるだけ。

パセリやキュウリのスライスなど、野菜を加えてもよいです。ポテトサラダのようにサンドイッチの具にもなります。

④炒め物に入れる

ムング豆、トゥール豆、チャナ豆などの小さい豆が向いています。

豆は20分程度、ひたひたの水に浸しておきます。水を切ってから炒め、ニンジンやキャベツ、ピーマンなどの野菜を加えて、最後に蓋をして蒸し煮にします。

野菜だけの野菜炒めよりも、豆の出汁が出てコクが出ます。

 

こうして豆を使うことで、野菜中心の食事でもタンパク質を簡単に摂ることができます。

アーユルヴェーダ料理教室

ここでは、こうしたアーユルヴェーダの知恵や体質、体質や季節に合わせた食事のとり方などを、料理の実践や試食をしながら学んでいます。

自分やご家族の健康のために学びたい方、またはまわりの方にアーユルヴェーダを伝えていきたい方、ヨガを探求している方にお勧めです。

 

教室スケジュール

【表千家茶道教室】

月曜日(昼・夜)・火曜日(夜)・土曜日(昼)

【ビジネス茶道】

2019年8月6日(火) 18時30分~20時30分 原爆記念日「平和の茶会」
日本橋コレド室町 橋楽亭にて

【純粋意識を生きる・アーユルヴェーダ時間】アーユルヴェーダ料理と試食・講義 全24回コース

2019年7月26日(金) 10時30分~16時00分
2019年8月22日(木) 10時30分~16時00分

【植物を味わう・植物時間】】
フラワーレッスン・季節の茶菓と抹茶・朗読
2019年9月24日(火) 14時00分~16時00分