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INTERVIEW

世界観インタビュー

ボディワーカー・認定ロルファー 藤本靖(ふじもと やすし)さん

ご自分を整えるのにどんなことをしていますか?(身体、心の両面で暮らしの中の工夫、習慣、決め事、お気に入りなど)

「心と身体の健康」については、ネットを中心にさまざまな情報が溢れています。それらの情報をとりにいく前に、まず自分の身体に「いまどんな状態なのか」、「何をしたがっているのか」を問いかけるようにしています。

大切にしている「関係性」は どんなもの、どんなこと、どんな関係ですか?

身体に関していうと、例えば膝に問題があったとき、膝そのものに注目してそれを修復するよりは、身体の他の部分と膝の関係に注目し、その関係が自然なプロセスで自己調整を引き出すような方法を大事にしています。

ご自分(活動やお仕事含め)と社会や他者との繋がりを、どのようでありたいと考えていますか?

私は日々の個人セッションを二人で行う「対流瞑想」と捉えてそれを実践しています。その他の仕事や人間関係もすべてそのようなマインドで行うことができるよう心がけています。

プロフィール

藤本 靖(ふじもと やすし)

ボディワーカー
(米国ロルフ研究所認定ロルファー)
身体論者

兵庫県出身

東京大学 経済学部卒業
東京モード学園 ファッションスタイリスト学科卒業
東京大学大学院 身体教育学研究科修了

大学では途上国の開発について学び、卒業後は政府系国際金融機関(現国際協力事業団)にて東南アジア、アフリカにおける政府開発援助(ODA)の業務に関わる。その日々の中で、人間の「心と身体の関係」という個人のテーマに出会い、再び大学に戻り、ヒトの脳のシステムについて研究。「大脳皮質運動野磁気刺激による心臓自律神経系の応答」という研究テーマをアメリカ生理学会など様々な国際的な学会で発表する。一方、クラシックバレエをはじめとする様々な身体技法やお笑いの世界を経験。

身体に関する理論と実践の成果を現場で活かすために、ボディワークの国際的な認定資格である「ロルフィング®」の技術を習得。プロスポーツ選手、ダンサーや音楽家など身体を専門とするクライアントを中心に個人セッションを行う。2002年よりロルフィングスタジオ「オールブルー」を主宰。さらに、「身体のホームポジション」という独自の身体論を展開、各地で講演、ワークショップなどを行っている。

著書に、身体論に基づいて日常生活の疲れをとる方法をわかりやすく提示したベストセラー「『疲れない身体』をいっきに手に入れる本」(さくら舎)、「1日1分であらゆる疲れがとれる『耳ひっぱり』」(飛鳥新社)などがある。

藤本 靖さんのホームページへ

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