2017年4月 ビジネス茶道 月に一度の茶会をスタート(現在も継続) 日本橋コレド室町「橋楽亭]にて
ビジネス茶道とは
ビジネス茶道とは、ビジネスパーソンの心の落ち着きと人間力を高めるための茶道。自己を見つめる静寂の時間・空間によって、五感と教養を深め、人間力と直観力を鍛えることを目的としています。それぞれが価値を提供しあい、良質な時間を過ごすためのコミュニティです。
蚕が繭にこもる、人が家にこもることを意味する「繭ごもり」。死から生への移行、再生のためには、外部からうかがい知ることのできない密室の空間を必要とすることから、月に一度の茶会を心身の再生のときにしたいと考えました。お仕事帰りに便利な日本橋三井ホールのコレド室町「橋楽亭」の茶室でお迎えしています。
作法や所作はこちらでご説明いたしますので、初心者や正座が難しい方も問題ありません。点前を稽古するという意味での茶道ではなく、和敬静寂の中で一期一会の交流を深めていただきながら、季節の和菓子とともに、抹茶を一服召し上がっていただきます。
茶の湯の豊かさ・楽しさ・奥深さ
私は、大学時代に表千家茶道の師と出会い、入門。京都家元での短期講習会に参加し、茶道の奥深さに惹かれ、政府系金融機関OECF(海外経済協力基金)勤務や結婚、子育ての暮らしの中で、茶の湯の稽古を継続してきました。非日常の茶室には、≪自然法則と調和し、五感を鍛え、脳と心と体を整える≫作用や、あらゆる宗教を包括するような神聖さと静寂さがあると体感しています。茶道の豊かさ、楽しさ、奥深さをできるだけ多様な方たちに伝えるべく、茶道教室を主宰。
心、身体、暮らし、食、自然と調和、人とのつながりをテーマに、茶道や瞑想、哲学や生き方など統合した活動に力を注ぎつつ、2017年より、時間と仕事に追われがちな大人に、余白時間の習慣を持つことで、脳の疲れをとり、コミュニケーション力や新しい発想力を養い、それぞれが価値を提供し合う良質な時間を共有するコミュニティを持とうという、ビジネス茶道の提案をし、現在まで続いています。
ビジネス茶道の企画・実績
ビジネス茶道をきっかけに、中尾英力氏との特別懐石講座、赤坂辻留さんとの特別懐石講座などが好評。京都ひらまつ高台寺十牛庵の茶会をメインとした京都ツアー、日本オラクル茶室見学ツアーなども実現しています。
ビジネス交流としても、数々の実績が生まれました。
・A運送株式会社様とプレミアムオーキット様
・株式会社Swan Style様とCANAUデザイン様
・株式会社ひらまつ様とWorld Matcha株式会社様
・オーキットプレミアム様とAkemi Mukai様
・雑誌25ans様と World Matcha株式会社様
・朝日新聞ボンマルシェ様と World Matcha株式会社様
・株式会社DGY様のサポーター活動
コロナ禍のビジネス茶道
2020年4月より、新型コロナウィルス感染拡大が深刻化し、緊急事態宣言が出されたことから、リアル茶会は休止し、オンライン茶会を催してきました。
コロナ禍の自粛や非常事態に、見えない緊張感が続く中で、ビジネス茶道のメンバーでオンライン上に集いながら、茶の湯の時間を体験していただいています。
新型コロナウィルス感染の状況に合わせて、日本橋三井ホールのコレド室町で茶会を催したり、オンラインで開催したりと、試行錯誤を重ねつつ、この時代に、茶の湯の繋がりでどんなことが皆さんに提供をできるかを考え続けています。