2017年12月 セブンアカデミー一日講座「時任千佳×水上繭子 アーユルヴェーダの世界」
2017年12月2日(土)東京市ヶ谷のセブンアカデミー「アーユルヴェーダの世界」講座をいたしました。
時任千佳さんとのお付き合いは当時で10年近くになり、迷った時にメッセージをいただいてきました。その時任千佳さんをお招きして、対談形式でヴェーダの教えや純粋意識のお話をさせていただきました。
真剣なまなざしで千佳さんのお話に耳を傾ける皆さんのお顔に、「一生懸命生きる姿」が美しくみえます。時に涙をこぼされる方もいらして、「ああ、今、一つまた何かに気づいて、手放したものが涙になって流れているんだな」と思いました。
千佳さんが経験されたスリランカでのアーユルヴェーダリトリート、子ども時代からの食べ物に関する体験、クンダリーニヨガの教え・・・それらは、私が日本で学んできた茶道や日本文化や生活習慣の中にも共通していました。
千佳さんの感覚的なメッセージを、少し違った言葉で表現して、よりたくさんの方に届けたいと思い今回の講座が実現しました。
千佳さんがたびたび受け取るメッセージの中に「教科書を開くな」ということがあるそうです。「千佳!知識を知っていること、知識を教えることじゃない」と。
アーユルヴェーダの教えも、「感じること」がとても大切です。
ちょうどよい数字に自分の身体や心を合わせるのではなく、自分で「ちょうどよい」と感じるように整えます。私たちの体や魂は、自分が生きるために、何をするべきか、何を必要としているのか、本当はすべて知っているはずです。
そこが濁って見えなくなるので、千佳さんが10分ほど解放のセッションをしてくださいました。千佳さんが解放のセッションをしてくださっている時、とても輝いていました。千佳さんはそれが使命なのですね。
生活の中で、いろんなメッセージや気づきがあります。それは、一見、人間関係のトラブルだったり、学校や仕事の問題だったりしますが、本当はそうして起こる出来事のすべては、自分の純粋意識に気づいて、使命(ダルマ)を生きるためのサインです。たとえ聖者になっても、人間である以上、笑うし怒ります。でも、そこに執着や憎しみがないことが大切です。
怒りや悲しみやカルマをなくすことに執着するのではなく、怒りや悲しみやカルマの次元をこえること、執着しないこと。もし執着する感情があれば、それは、自分の中に手放すべき感情があるというサインです。
外側に起こることを自分の内側にとりこむのではなく、自分の内側を光で満たし、それを外側へ開いていくこと。それをコツコツ忍耐強く繰り返していくこと。
自分の内側を光で満たすためのコツが、アーユルヴェーダの教えであり、クンダリーニヨガであり、千佳さんのヨガワークであり、茶道にもあります。私達に必要な光を与えてくれる人との出会いは、私達が直観で感じて得るものです。私はこの10年、節目節目で千佳さんに支えられてきましたが、千佳さんも変化されていく姿を追ってきました。これからも変化し、成長され続ける千佳さんが楽しみです。
至福とは、永遠で、いつも新しく、枠のない喜びです。どんな環境にある、どんな時代の人でも受け取れるはずのものです。
千佳さんからは、「解放のワークをもう一度おうちでもやってみてください」と宿題をいただきました。その宿題と、講座で感じたことを思い出すきっかけに、会場を飾ってくれたバラのお花をみなさんにお持ち帰りいただきました。
お花を用意してくださったのは、フラワースタイリスト akemi mukai さん
薔薇は、古くから古代エジプトのクレオパトラをはじめとする王族貴族の方たちが、浄化や美容のために愛用してきた花です。ローズウォーターやアロマオイル、香水、花びらを食するなど、その香りは女性性を開き、気分を高揚させて幸福感をもたらします。女性ホルモンの働きや腸を整え、ハーブとしては鎮静、殺菌抗菌作用もあると言われています。
ピンクのバラの花言葉は「気品」「温かい心」「満足」